人よ遊べ、人よ歩け

好敵手のもとへ
黄昏

ニュージーランドの長い長い一日もやっと終わりを迎えるように夜の帳が迫ってきた頃、必ず奴が姿を現す。ちょっとしたプールの中に一本朽ちた立ち木が立っているポイントに成人男性の太ももみたいなレインボウがやってくる。初めて見たとき鯉?って思ったほどの重量級のレインボウだ。
ただ、かなりのセンシティブさで接近してキャストの体制に入っただけで、さっと逃げていく。充分に距離をとってフィーディングレーンを流そうとするのだが、ラインが着水するだけでこれまた逃げていく。
このレインボウとの対決が一日の終わりの儀式のようになっていた。 勝手に私の中でライバルとして。
負けっぱなしなのだが…

さて、今日こそやっつけに行きますか!

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魅せる!!
ホロマンガストリームより

牛に囲まれながら魚を探し、牛の視線を感じながらフッキング、牛のプレッシャーを受けながらランディング。そして、 『どやっ!!』 っと牛に向かってガッツポーズ。 
牛さん相手だけどなんとなく嬉しく思っている自分がいる。

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ギャラリーに囲まれて
ギャラリー達

ランギタイキリバーの支流ホロマンガストリームでのこと。
オープンエアーでフラットな渓相、気持ち良く竿を振りながら川を凝視し魚を探しつつ川を遡行していると、いつの間にか牛達に囲まれていた。サイトに夢中になっていたので全く気づかなかったのだが、妙に視線を感じ、ふとあたりを見回すと私に興味津々の牛さん達が…
なんもしてこんやろうと思い気にせずそのまま釣りあがるのだが、つかず離れず一定の距離をとりながらずっと付いてくる。
牛とはいえ、これだけのギャラリー達に囲まれるとさすがに釣りづらい…

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サイトの本質
サイトフィッシング

サイトというだけあって、魚が見つけられないようでは話にならない。
初めてニュージーランドに一人で来たときは、この魚を見つけるという行為ができるようになるまでかなり厳しい釣りを余儀なくされた。
プールやバンクでニンフやニュージーランドではポピュラーなドライの下にドロッパーとしてニンフをつけてやる方法もあったのだが、私個人としてはサイトのドライ!それだけにこだわっていたので本当に苦戦した。
ただ、毎日朝から晩まで川べりで魚を探しているといつの間にか自然に見えるようになっていた。まぁ見つけられるようになったからといって、魚が釣れるか、というとそれはまた別の話で…

さすがに、写真みたいに分かりやすい奴ばかりではなく、曇天の日や、流れの厚いところにいる魚、流芯にいる魚なんかはやっぱり難しかったなぁ…

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ツランギにて
ツランギにて

ツランギのバックパッカー。
釣り、登山、タウポ湖観光の人達がメインのお客さん。綺麗で清潔なBPなので女性のゲストが多かった。日本人の若い女の子達も結構いたなぁ。
タウポ、トンガリロ攻めの時によくお世話になった。夜な夜な中庭のテラスでいろんな国の人達との宴会は今でもいい思い出だ。当然、翌日の釣りには悪い影響がでたのは言うまでもなく… 

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レインボウの町
レインボウの町


キャピタル・オブ・レインボウ。
南島、ブラウンのゴアに対して北島、レインボウのツランギ。 町の中でレインボウがライズしているとはなんて素敵な町だろう、と思うのは我々アングラーだけかな?

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好きな川



ツランギとパーマストンノースの間くらいにある川、ランギティケイ。
スケール感のある渓相と綺麗な水、なにより魚のサイズが大きいのが魅力。初めてニュージーランドに来た時、よくこの川でサイトの修行をしただけに思い入れのある川の一つになった。

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タウポの湖畔で
タウポ湖


黄昏時。
地元のアングラー達によると、これから夜にかけてが熱い時間だそうで、湖畔で準備に勤しんでいる。 
が、結果的にはこの日は全くの完敗。夜の10時くらいまでストリーマーを引っ張り続けたが、カスリもしなかった。周りのアングラー達にも釣れてる気配はなく、こんな日もあるよ、と次々に納竿。
それでも、夕日に向かってフルキャストは気持ちがいい。釣る行為より、こっちの方が目的になったりもして…

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敗れざるもの
レインボウトラウト


百戦錬磨のレインボウとの雌雄が決した瞬間。
彼の瞳に私はどのように映っているのだろうか。

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敗れざるもの達 comments(0) trackbacks(0)
川から街へ



川へ入ると持っていった水が切れるまで一週間ほど下りてこないのがだいたいのパターン。
で、街へ戻ってくるとまず、宿に入る、風呂に入る、金をおろす、買出しをする、そして、花を愛でる。

ガーデニングでも有名なニュージーランド、公園もよく管理されていて色とりどりの花々がサイトフィッシングの魚探しで疲れきった目を労わり、癒してくれる。


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